Web・IT うんたらら

業務系とWeb系の狭間でIT業界を彷徨いながら備忘録と足跡を残していきます

高速起動Linux moblinを導入してみたよ

昨日の記事でも書きましたが、moblin.orgで公開されている高速起動LinuxMoblinをインストールしました。

しかし… その際に誤ってブートローダーであるubuntuのGRUB2を削除してしまい、ubuntuが起動しなくなってしまいましたorz

現状ではmoblinはubuntu9.10のディスクフォーマットであるext4を読み込めないので、なかなか修正もできず。。。(moblin上のGRUBを通してubuntuを読み込もうとしてしまうため)
結局ubuntuを再インストールしようということで、USB作成からやり直しました。


ギークへの道はまだまだ遠いようです。とほほ。。。


そんなこんなで時間を食ってしまったので、今日のところは感想まで。

私がインストールしたのは、Moblin v2.1ですが、正直起動速度という点では、特筆するほど早いとは感じませんでした。時間としては、Acer Aspire one D250のマシンで約25秒ほど。

もちろん、十分に早いのですが、ubuntuもverupを重ねるにあたって、いつの間にかこれとあまり遜色のないくらい高速に起動するようになっていたりするので、起動スピードを売りにするには少し弱いかな、と感じました。

ただインターフェイスは本当に素晴らしい。
これぞネットブックの名を冠するに相応しいと言いいますか、ある種iPhoneなどにも通じる直感的なインターフェイスです。
かわええ。




これが起動直後の画面。twitterアカウントなどを登録することによって、画面右側にTimeLineが。



お馴染みのソフトウェアも使えます。




もちろん、Terminalもありますよ。
fedoraベースなのかyumが使えました。



他にも、デフォルトでYouTubeなども鑑賞できたりと、中々良いです。
まだまだ不安定な点もありますが、インターフェイス周りの全体的な統一感などに好感が持て、使っていて楽しいOSです。とにかくカワイイ!


とはいえ、全体的な感想としてはライトユーザー向けな印象を受けました。

先述したとおり、"ネットブック"という名の元に不要な機能を省き、軽快で洗練された操作性を実現させていますが、なにぶん特殊な点と制約が多く、メインマシンにはなり得ないかな、と思います。
初期状態では、yumでインストールできるソフトウェアも少ないようですし。



タッチパネル搭載でガーリーな可愛い駆体のUMPCにプリインストールして販売するといいんじゃないでしょうか。女子層に受けそうな感じがします。売り文句としては、Linuxがどうのこうのとかは全部置いておいて、”全く新しい!私の秘密アイテム”みたいなノリで。